ユーロドルは1.0870近辺で推移している。NY時間の序盤に売りが強まり、強いサポートとして意識された1.0850水準をブレイクし、1.0840近辺まで下落する場面も見られた。ただ、米株式市場が売りに押されていることで、ドル売りが強まっており、ユーロドルはその後下げ渋っている。 仏大統領選明けの月曜日に節目の1.10台を付けて以降、今週のユーロドルは戻り売りが優勢となっている。仏大統領選の結果を受けて、ファンダメンタルズに意識が戻っており、市場は逆に、米利上げ期待からのドル買い戻しを強めている。 ECBの出口戦略への期待は高まっているものの、当のECBは慎重姿勢を崩しておらず、前日のドラギECB総裁の議会証言でも緩和姿勢を強調していた。スピード感からすればFRBのほうが早い。 戻り売りが優勢となっているユーロドルだが、目先の下値サポートとしては、21日線と200日線が来ている1.0825/30水準が意識される。 先ほど、ギリシャ政府筋の話として、ギリシャ政府はもし、ECBが債券購入プログラムでギリシャ債の購入を開始し、国際債権団からの金融支援がまとまれば、7月か9月にも国債発行を検討していると伝わった。 ギリシャは7月に75億ユーロの債務支払いの期限が到来するが、同国と国際債権団は今月初めに、金融支援を巡る改革案で合意した。その新たな改革案を法制化し、5月22日のユーロ圏財務相会合で承認されれば、つなぎ融資を受けられ、かつ、ギリシャの債務削減についても協議される。 みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
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