アジア株 高安まちまち、上海株は小反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:52現在
香港ハンセン指数   24889.03(+311.12 +1.27%)
中国上海総合指数  3080.53(+1.91 +0.06%)
台湾加権指数     9915.48(-21.77 -0.22%)
韓国総合株価指数  2292.76(休場)
豪ASX200指数    5839.90(-30.99 -0.53%)
インドSENSEX30種  29945.27(+19.12 +0.06%)

 9日のアジア株は、高安まちまち。各市場ごとに方向性が錯綜した。上海株は金融引き締めに伴う資金流出懸念などから軟調な動きとなったが、その後は値ごろ感から買われてプラス圏に転じた。韓国株は大統領選挙のため休場。

 上海総合指数は小反発。マイナス圏でのもみ合い後にプラス圏に浮上して引けた。電力会社のダータン・パワー、石炭火力発電のフアネン・パワー、酒造会社の貴州茅臺酒が買われる一方で、発電設備・大型機械設備メーカーの上海電気集団、自動車メーカーの上海汽車集団が売られた。
     
 香港ハンセン指数は続伸。2015年8月以来の高値圏まで上昇した。通信サービスのテンセント・ホールディングス、保険会社のAIAグループ、銀行大手の中国建設銀行、携帯電話サービスのチャイナ・モバイル、保険大手の中国人寿保険が買われた。
   
 豪ASX200指数は反落。金融と不動産が売られたが他の業種は上昇した。銀行大手のウエストパック銀行、投資銀行のマッコーリー・グループ、不動産開発のセンターグループが売られた。一方で、物流サービスのブランブルズ、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアムは買われた。
 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。