NY株式13日(NY時間09:57) ダウ平均 26317.66(+242.36 +0.93%) ナスダック 10761.06(+143.61 +1.35%) CME日経平均先物 22760(大証終比:+50 +0.22%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。感染第2波への懸念は依然として根強いものの、ワクチン開発への期待感がそれを相殺しているようだ。 先週はギリアド・サイエンシズが新型ウイルス向け治療薬「レムデシビル」の臨床試験で好結果が出たと報告したことや、きょうはファイザーとドイツのバイオNテックが共同開発している「BNT162」がFDAのファスト・トラック(優先承認審査制度)の指定を受けたとのニュースが流れている。 また、今週から4-6月期の決算が始まるが、きょうはペプシコが一足早く発表しており、好決算だったことも安心感に繋がっているようだ。決算については、金融危機を凌ぐ最悪の決算と見られているが、そのことはすでに市場も織り込んでおり、企業が先行きの見通しをどう示してくるか注目されている。 なお、今週については米大手銀の発表が中心となる。第2四半期は株式市場が急速に買い戻されるなど市場のボラティリティが上昇したことから、トレーディング収益は大幅な増収が見込まれている。その半面、貸し倒れに備えた引当金が第1四半期以上に積み増されること見られており、純利益は大幅な減益が見込まれている。しかし、ここ数週間、見通しを上方修正する動きも市場から相次いでおり、ここに来て市場も期待値を上げているようだ。 ダウ平均は再び200日線を上回って来ているが、今回は維持できるか注目される。 IT・ハイテク株も引き続き買いが続いており、ナスダックは最高値更新で取引を開始している。 アルファベット(C) 1555.11(+13.37 +0.87%) フェイスブック 248.71(+3.64 +1.48%) ネットフリックス 572.22(+23.49 +4.28%) テスラ 1721.42(+176.77 +11.44%) アマゾン 3280.01(+80.01 +2.50%) エヌビディア 430.10(+10.93 +2.61%) ツイッター 35.99(+0.59 +1.67%) ダウ採用銘柄 J&J 144.66(+2.29 +1.61%) P&G 124.19(+0.30 +0.24%) ダウ・インク 40.97(+0.21 +0.52%) ボーイング 176.03(-2.41 -1.35%) キャタピラー 129.91(+1.90 +1.48%) レイセオン 59.01(-0.63 -1.06%) ビザ 193.40(+0.85 +0.44%) ナイキ 98.12(+0.13 +0.13%) ウォルグリーン 39.66(-0.48 -1.20%) 3M 154.72(+1.87 +1.22%) エクソンモビル 42.51(-0.14 -0.33%) シェブロン 85.34(+0.11 +0.13%) コカコーラ 45.13(-0.02 -0.04%) ディズニー 119.37(+0.03 +0.03%) マクドナルド 186.50(+1.62 +0.88%) ウォルマート 130.87(+0.19 +0.15%) ホームデポ 254.58(+4.47 +1.79%) JPモルガン 97.15(+0.88 +0.91%) トラベラーズ 113.60(-0.24 -0.21%) ゴールドマン 209.73(+4.17 +2.03%) アメックス 93.26(+0.03 +0.03%) ユナイテッドヘルス 295.93(+4.70 +1.61%) IBM 119.12(+0.77 +0.65%) アップル 393.96(+10.28 +2.68%) ベライゾン 54.43(-0.06 -0.11%) マイクロソフト 214.90(+1.23 +0.58%) インテル 60.09(+0.56 +0.94%) ファイザー 34.99(+1.16 +3.43%) メルク 77.61(+0.88 +1.15%) シスコシステムズ 46.68(+0.02 +0.04%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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