ダウ平均は3日続落 上値期待は温存も、先行きを見極めたい雰囲気も=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式20日(NY時間09:44)
ダウ平均   26605.10(-66.85 -0.25%)
ナスダック   10509.56(+6.37 +0.06%)
CME日経平均先物 22740(大証終比:+90 +0.40%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は3日続落。感染第2波への懸念が根強く、部分的封鎖措置を再度実施する地域も増える一方、トランプ大統領の追加の景気刺激策やワクチン開発への期待がそれを相殺している。

 ワクチン開発については、ファイザーと独バイオNテックが共同開発しているワクチンの臨床試験の最新データで良好な結果を報告したことや、オックスフォード大が抗体とT細胞で良好な反応を示したと伝わったこともムードを押し上げているようだ。また、景気刺激策については、本日、マコネル共和院内総務とムニューシン米財務長官らが協議を開始する予定。

 ただ、今週から4-6月期決算が本格化してくる。S&P500採用企業のうち約80社が今週決算を発表する予定。特にテスラやインテル、IBMの決算が予定されており、IT・ハイテク株の動向が注目されそうだ。4-6月期に関しては金融危機以来の最悪の結果が見込まれているものの、それ自体はすでに織り込み済みで、感染第2波の拡大も見られる中で、各企業がどのような見通しを示して来るかに注目が集まっている。

 市場の上値期待は温存されているものの、ここに来てその結果や先行きを見極めたい雰囲気も強まっている印象もある。

 なお、引け後の決算はIBMが発表予定。

アルファベット(C) 1508.68(-6.87 -0.45%)
フェイスブック 237.91(-4.12 -1.70%)
ネットフリックス 488.68(-4.31 -0.87%)
テスラ 1511.44(+10.60 +0.71%)
アマゾン 3017.06(+55.09 +1.86%)
エヌビディア 407.78(-0.28 -0.07%)
ツイッター 36.64(+0.83 +2.32%)

ダウ採用銘柄
J&J 149.19(-0.16 -0.11%)
P&G 125.51(-0.12 -0.10%)
ダウ・インク 43.26(-0.41 -0.94%)
ボーイング 174.05(-1.61 -0.92%) 
キャタピラー  136.12(-0.78 -0.57%) 
レイセオン  61.76(-0.44 -0.71%) 
ビザ 194.28(-0.81 -0.42%) 
ナイキ 95.87(-0.41 -0.43%)
ウォルグリーン 40.78(-0.66 -1.59%) 
3M 157.37(-2.46 -1.54%) 
エクソンモビル  43.11(-0.41 -0.94%) 
シェブロン 86.25(-0.94 -1.08%) 
コカコーラ 46.38(-0.44 -0.94%) 
ディズニー 117.29(-1.36 -1.15%) 
マクドナルド 191.07(-0.41 -0.21%) 
ウォルマート 131.76(+0.02 +0.02%)
ホームデポ 259.83(-0.56 -0.21%)
JPモルガン 98.14(-0.02 -0.02%)
トラベラーズ  119.86(+0.70 +0.59%)
ゴールドマン  211.96(+0.55 +0.26%)
アメックス 94.74(-0.44 -0.46%) 
ユナイテッドヘルス 306.18(-0.35 -0.11%)
IBM 126.06(+0.95 +0.76%)
アップル  385.40(+0.09 +0.02%)
ベライゾン 56.05(-0.25 -0.44%)
マイクロソフト  203.84(+0.96 +0.47%)
インテル 59.56(-0.44 -0.73%)
ファイザー 37.06(+0.81 +2.22%)
メルク 79.56(-0.31 -0.39%)
シスコシステムズ 46.37(-0.38 -0.81%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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