ダウ平均は続落 死亡増や米中対立激化で利益確定売りが続く インテルが大幅安=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式24日(NY時間09:58)
ダウ平均   26532.23(-120.10 -0.44%)
ナスダック   10277.77(-183.64 -1.72%)
CME日経平均先物 22365(大証終比:-475 -2.09%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は続落して始まっている。前日は利益確定売りが強まったが、その流れがきょうも続いているようだ。感染第2波の拡大が続く中で米国の1日の死亡者数は1100人を超えるなど不安感を強めている。また、米中対立も激化しており、米政府がヒューストンの中国領事館の閉鎖命令に対抗して、中国政府は四川省成都市にある米総領事館を閉鎖を通知した。

 決算ではインテルが大幅安となっており全体の雰囲気を圧迫している。決算自体は予想を上回る内容だったものの、7ナノメートルの新製品の販売が再び遅れると発表したことが嫌気されている。一方、既に7ナノ製品の発売を発表しているライバルのAMDは大幅高。

 S&P500企業のうち113社が発表を終えており、その77%が予想を上回る利益を報告。ただ、市場ではV字回復期待が高まっているが、今回の決算がその期待を裏付けると認識するには時期尚早との声も聞かれる。

インテル 50.02(-10.38 -17.00%)
AMD 65.82(+6.25 +10.48%)

アルファベット(C) 1495.50(-20.18 -1.33%)
フェイスブック 228.65(-3.95 -1.70%)
ネットフリックス 480.32(+2.74 +0.57%)
テスラ 1403.18(-109.89 -7.26%)
アマゾン 2938.00(-48.55 -1.63%)
エヌビディア 398.53(-6.66 -1.64%)
ツイッター 37.50(-0.95 -2.46%)

ダウ採用銘柄
J&J 148.57(-1.04 -0.69%)
P&G 126.78(+0.62 +0.49%)
ダウ・インク 43.09(+0.27 +0.61%)
ボーイング 179.75(+3.30 +1.84%) 
キャタピラー  137.81(+1.21 +0.88%) 
レイセオン  63.59(+0.47 +0.74%) 
ビザ 195.80(-1.63 -0.82%) 
ナイキ 98.14(-0.16 -0.16%)
ウォルグリーン 40.90(+0.55 +1.34%) 
3M 160.77(+1.48 +0.93%) 
エクソンモビル  43.92(+0.22 +0.50%) 
シェブロン 92.07(+1.06 +1.16%) 
コカコーラ 48.56(+0.28 +0.58%) 
ディズニー 117.17(-0.95 -0.80%) 
マクドナルド 196.69(-0.86 -0.43%) 
ウォルマート 131.31(-0.33 -0.25%)
ホームデポ 263.90(+0.09 +0.03%)
JPモルガン 99.25(+0.27 +0.27%)
トラベラーズ  118.64(+0.03 +0.02%)
ゴールドマン  204.69(+1.67 +0.81%)
アメックス 96.87(+0.20 +0.21%) 
ユナイテッドヘルス 302.85(-0.12 -0.04%)
IBM 126.80(-0.53 -0.41%)
アップル  361.73(-9.65 -2.48%)
ベライゾン 57.37(+1.52 +2.73%)
マイクロソフト  199.78(-2.76 -1.30%)
インテル 50.02(-10.38 -17.00%)
ファイザー 37.47(-0.94 -2.44%)
メルク 77.40(-0.66 -0.84%)
シスコシステムズ 46.97(-0.44 -0.94%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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