NY株式14日(NY時間10:53) ダウ平均 27870.56(-26.16 -0.09%) ナスダック 11009.64(-32.87 -0.30%) CME日経平均先物 23145(大証終比:-135 -0.58%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続落して始まった。ただ、売りが一巡すると下げ渋る動きも見られ、ダウ平均は前日付近での推移となっている。序盤は取引開始前に発表になった7月の米小売売上高が予想を下回ったことで株式市場も上げを一服させたようだ。ただ、下押す動きまでは見られていない。 追加経済対策やワクチン開発への期待、そして、決算も予想ほどは悪化しなかったことで、安心感から株式市場は再び上値追いの動きを見せている。しかし、追加経済対策で与野党の対立が続いており、議論自体がストップしている状況。共和党からは1兆ドル規模の提案が出ているのに対して、民主党側は3兆ドル規模の提案を行っている。きのう民主党のペロシ下院議長は「共和党が2兆ドルの提案を持って来れば協議に戻る」と語っていた。 市場では、いずれ成立すると楽観的だが、依然として議論が行き詰まる中で、上値にも慎重になっているものと見られる。 なお、この日の米小売売上高は予想を下回る内容だったが、自動車や建材を除けば、予想を上回っていた。7月末で失業給付の上乗せが一旦終了した中で、市場からは、米個人消費への先行きに不安を示す内容との見方も出ているが、失業中の米国民が多い中で、自動車や建材といった大物消費財までは購入意欲は高まらないものと思われる。 IT株には利益確定売りが出ているものの、そのほかのセクターは強弱まちまちといった状況。きょうの市場は全体的に様子見気分が強く、週末の米中の閣僚級協議を見極めたい雰囲気もあるようだ。 アルファベット(C) 1511.86(-6.59 -0.43%) フェイスブック 259.71(-1.59 -0.61%) ネットフリックス 483.42(+2.09 +0.43%) テスラ 1651.67(+30.67 +1.89%) アマゾン 3137.08(-23.94 -0.76%) エヌビディア 463.38(+5.66 +1.24%) ツイッター 37.55(-0.27 -0.72%) ダウ採用銘柄 J&J 148.85(+0.85 +0.57%) P&G 135.30(-0.48 -0.35%) ダウ・インク 44.55(+0.12 +0.27%) ボーイング 177.00(+2.27 +1.30%) キャタピラー 140.26(-0.41 -0.29%) レイセオン 63.49(+0.19 +0.30%) ビザ 197.47(-0.11 -0.06%) ナイキ 106.28(-0.24 -0.23%) ウォルグリーン 41.54(+0.54 +1.32%) 3M 165.56(-0.30 -0.18%) エクソンモビル 42.95(-0.06 -0.14%) シェブロン 90.25(+0.43 +0.48%) コカコーラ 48.54(+0.16 +0.33%) ディズニー 130.18(-0.78 -0.60%) マクドナルド 205.96(-0.53 -0.26%) ウォルマート 132.45(+0.60 +0.46%) ホームデポ 281.35(-0.31 -0.11%) JPモルガン 102.79(+0.42 +0.41%) トラベラーズ 119.63(+0.36 +0.30%) ゴールドマン 207.81(-0.58 -0.28%) アメックス 100.39(-0.03 -0.03%) ユナイテッドヘルス 321.25(-0.27 -0.08%) IBM 125.40(+0.37 +0.30%) アップル 453.94(-6.10 -1.33%) ベライゾン 58.70(+0.18 +0.31%) マイクロソフト 208.24(-0.46 -0.22%) インテル 48.99(+0.43 +0.89%) ファイザー 38.28(+0.11 +0.29%) メルク 83.69(+0.15 +0.18%) シスコシステムズ 42.51(-0.22 -0.50%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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