NY株式21日(NY時間11:41) ダウ平均 27808.18(+68.45 +0.25%) ナスダック 11281.38(+16.43 +0.15%) CME日経平均先物 22830(大証終比:-70 -0.31%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。朝方発表になった7月の米中古住宅販売件数が予想を上回ったほか、その前に発表になった米PMIのデータが予想を上回ったことがサポートとなっている。米PMIは欧州のPMIが予想よりも弱かったことから、米国にも注目が集まったようだ。 ただ、全体的にきょうの市場は様子見の雰囲気が強い。失業給付上乗せ措置が期限切れになってもなお、追加経済対策を期待して米株式市場は、IT・ハイテク株中心に上値追いを続け、ナスダックやS&P500は最高値を更新。その追加経済対策が待たれるところではあるが、与野党の対立が一向に出口を見せない中で、市場も上値追いに慎重になっている面もあるようだ。ペロシ米下院議長の発言から民主党が若干スタンスを緩和させている兆候も見せている。しかし、対策が景気浮揚に不十分な内容になるのではとの受け止めもあるようだ。 アップルの上昇がダウ平均をサポートしている。時価総額が2兆ドルを突破し、きょうの上げで2.1兆ドルまで拡大。市場全体は様子見気分が強まり、特段の買い材料も見当たらないが、先日発表した1対4の株式分割の権利発生が24日(月)の取引終了時点の株主にあることから、それに絡んだ動きが活発に入っている模様。なお、株式分割後ベースの取引は8月31日に始まる。 全体的に様子見の雰囲気の中で、IT・ハイテク株もまちまちな動きを見せる一方で、エネルギーや銀行株は相変わらず軟調な動きが続いている。 アルファベット(C) 1584.17(+2.42 +0.15%) フェイスブック 267.83(-1.18 -0.44%) ネットフリックス 493.39(-4.51 -0.91%) テスラ 2054.19(+52.36 +2.62%) アマゾン 3284.45(-12.92 -0.39%) エヌビディア 502.85(+17.21 +3.54%) ツイッター 39.30(+0.34 +0.88%) ダウ採用銘柄 J&J 150.73(-0.69 -0.46%) P&G 136.54(-0.31 -0.23%) ダウ・インク 43.62(-0.07 -0.16%) ボーイング 169.09(-0.49 -0.29%) キャタピラー 138.55(+1.07 +0.78%) レイセオン 60.36(-0.63 -1.02%) ビザ 204.08(-0.07 -0.03%) ナイキ 108.45(+0.44 +0.41%) ウォルグリーン 39.56(-0.16 -0.40%) 3M 161.74(+0.24 +0.15%) エクソンモビル 40.93(-0.39 -0.93%) シェブロン 83.87(-0.94 -1.09%) コカコーラ 47.17(-0.18 -0.38%) ディズニー 127.42(-0.70 -0.55%) マクドナルド 210.71(+0.83 +0.40%) ウォルマート 131.98(+1.41 +1.06%) ホームデポ 278.99(-1.69 -0.60%) JPモルガン 97.51(+0.14 +0.14%) トラベラーズ 112.48(-0.06 -0.05%) ゴールドマン 201.95(+0.10 +0.05%) アメックス 96.30(-0.42 -0.43%) ユナイテッドヘルス 312.13(-1.20 -0.38%) IBM 122.62(-0.53 -0.43%) アップル 490.70(+17.60 +3.80%) ベライゾン 58.83(-0.13 -0.22%) マイクロソフト 213.85(-0.73 -0.35%) インテル 48.89(-0.28 -0.58%) ファイザー 38.80(+0.08 +0.21%) メルク 84.52(-0.51 -0.60%) シスコシステムズ 41.95(-0.37 -0.87%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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