ダウ平均は続伸 パウエル講演を受けて買いが先行 マイクロソフトが上昇=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式27日(NY時間10:42)
ダウ平均   28577.80(+245.88 +0.87%)
ナスダック   11686.97(+21.91 +0.19%)
CME日経平均先物 23235(大証終比:+25 +0.11%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。取引開始前に伝わったFRBの年次シンポジウムでのパウエルFRB議長の講演を受けて、株式市場は買いが先行している。ダウ平均は一時294ドル高まで上げ幅を拡大。

 議長は金融政策の枠組み見直しについて、平均で2%のインフレ目標に言及し、景気低迷期にはインフレが2%超に上昇しても、しばらく容認する姿勢を滲ませた。金融政策をインフレから雇用重視にシフトし、景気配慮型に変更したい意向を示している。株式市場はこの変更により、FRBが低金利を長期化させ、株式市場はサポートされるとの思惑からポジティブな受け止めとなっている模様。

 銀行株や産業株に買い戻しが入っている一方で、IT・ハイテク株には利益確定売りも見られている。

 マイクロソフトの上昇がダウ平均の上げをサポートしている。米CNBCが、Tiktokのマイクロソフトへの売却が数日中に決まるとし、規模は200億~300億ドルになると報じている事が材料視されている模様。

 なお、引け後の決算はHP、ギャップが予定されている。

アルファベット(C) 1640.91(-11.47 -0.69%)
フェイスブック 297.61(-6.31 -2.07%)
ネットフリックス 533.31(-14.22 -2.60%)
テスラ 2218.36(+65.19 +3.03%)
アマゾン 3435.01(-6.84 -0.20%)
エヌビディア 511.63(+0.71 +0.14%)
ツイッター 40.32(-0.76 -1.85%)

ダウ採用銘柄
J&J 152.41(+0.11 +0.07%)
P&G 139.48(+1.09 +0.79%)
ダウ・インク 46.04(-0.30 -0.65%)
ボーイング 176.79(+4.89 +2.84%) 
キャタピラー  141.50(-0.33 -0.23%) 
レイセオン  61.23(+0.46 +0.76%) 
ビザ 210.80(+0.54 +0.26%) 
ナイキ 112.61(+1.08 +0.97%)
ウォルグリーン 39.00(+0.34 +0.88%) 
3M 164.85(+0.95 +0.58%) 
エクソンモビル  39.79(-0.22 -0.55%) 
シェブロン 84.96(+0.18 +0.21%) 
コカコーラ 48.58(+0.42 +0.87%) 
ディズニー 134.61(+2.43 +1.84%) 
マクドナルド 215.40(+1.64 +0.77%) 
ウォルマート 132.29(+1.59 +1.22%)
ホームデポ 289.05(-2.88 -0.99%)
JPモルガン 101.69(+2.60 +2.62%)
トラベラーズ  117.98(+4.44 +3.91%)
ゴールドマン  211.15(+3.93 +1.90%)
アメックス 100.64(+2.24 +2.28%) 
ユナイテッドヘルス 311.27(+2.45 +0.79%)
IBM 124.73(+0.56 +0.45%)
アップル  503.97(-2.12 -0.42%)
ベライゾン 59.75(+0.29 +0.49%)
マイクロソフト  230.07(+8.92 +4.03%)
インテル 49.64(+0.09 +0.18%)
ファイザー 37.87(-0.19 -0.49%)
メルク 85.72(+0.18 +0.21%)
シスコシステムズ 42.27(+0.02 +0.05%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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