NY株式31日(NY時間11:35) ダウ平均 28392.74(-261.13 -0.91%) ナスダック 11725.54(+29.91 +0.26%) CME日経平均先物 23075(大証終比:-85 -0.37%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。きょうは月末要因でダウ平均は利益確定売りに押されている。この日から新たに採用銘柄となったセールスフォースとアムジェン、ハネウェルが戻り売りに押されておりダウ平均を圧迫している。新規採用の3銘柄とも先週に買いが優勢となっていたことから、利益確定売りに押されている模様。ダウ平均の下げ幅は300ドルに迫ろうとしている。 中国の短編動画投稿アプリ「TikTok」の米事業の売却を巡り、ウォルマートとマイクロソフトが下げていることもダウ平均を圧迫。一部報道では早ければ明日にも売却先が決定されると報られている。ただ、売却には中国政府から新たに承認を得る必要があるとも伝えられている。新規制は、中国政府が売却を遅らせることが狙いで、売却先が決定したとしても手続きは遅れる可能性が大きく、場合によては妨げられる恐れもあるという。中国政府の審査は時間がかかるため、売却完了は11月の米大統領選挙の後にずれ込む可能性もあるという。 一方でIT・ハイテク株は堅調でナスダックは上昇している。アップルとテスラがきょうから株式分割後の最初の取引となっているが、両銘柄とも買いが優勢となっており、テスラは大幅な上げを続けている。 きょうは利益確定売りも出ているものの、今年は8月としては、この36年で最高のパフォーマンスを見せている。感染第2波は拡大していたものの、財政拡大やFRBによる低金利長期化への期待から、IT・ハイテク株中心に買いが続き、株式市場は支えられていたようだ。 アルファベット(C) 1631.88(-12.53 -0.76%) フェイスブック 292.18(-1.49 -0.51%) ネットフリックス 520.72(-3.17 -0.61%) テスラ 478.34(+35.66 +8.05%) アマゾン 3457.83(+56.03 +1.65%) エヌビディア 523.20(-2.71 -0.52%) ツイッター 40.69(-0.39 -0.94%) ダウ採用銘柄 J&J 153.92(+0.28 +0.18%) P&G 138.14(-0.63 -0.45%) ダウ・インク 45.52(-0.53 -1.15%) ボーイング 172.22(-3.58 -2.04%) キャタピラー 142.49(-1.14 -0.79%) ハネウェル 165.31(-3.07 -1.82%) ビザ 212.60(-3.11 -1.44%) ナイキ 111.29(-1.00 -0.89%) ウォルグリーン 38.16(-0.62 -1.59%) 3M 162.80(-2.86 -1.73%) セールスフォース 267.03(-4.07 -1.50%) シェブロン 84.53(-1.10 -1.28%) コカコーラ 49.68(-0.15 -0.30%) ディズニー 132.78(-2.76 -2.04%) マクドナルド 214.06(+0.40 +0.19%) ウォルマート 135.78(-4.52 -3.22%) ホームデポ 283.16(-3.13 -1.09%) JPモルガン 100.71(-2.06 -2.00%) トラベラーズ 114.99(-0.90 -0.78%) ゴールドマン 204.15(-2.31 -1.11%) アメックス 101.96(-0.58 -0.57%) ユナイテッドヘルス 316.99(+2.62 +0.83%) IBM 123.62(-1.45 -1.16%) アップル 128.27(-3.47 -2.78%) ベライゾン 59.20(-0.07 -0.11%) マイクロソフト 224.93(-3.98 -1.74%) インテル 50.74(+0.31 +0.61%) アムジェン 252.20(-0.95 -0.38%) メルク 85.58(-0.08 -0.09%) シスコシステムズ 42.05(-0.15 -0.36%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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