小反発、週末の模様眺めで売り買いが交錯=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=37.33(+0.03 +0.08%)

 ニューヨーク原油の当限は小反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.01ドル安~0.03ドル高。その他の限月は0.24~0.03ドル安。

 世界的に過剰在庫の拡大傾向が続くと見通されていることが上値を抑えた。新型コロナウイルスの流行は収まっておらず、世界第3位の石油消費国であるインドでは一日あたりの感染者数の伸びが加速している。フランスやスペインで感染拡大の第2派がみられることも懸念要因。ただ、新型コロナウイルスの流行は沈静化していないものの、経済活動は正常化に向かっていることから、石油市場は底堅く当限は小幅高で引けた。

 時間外取引で10月限は前日終値付近で小動き。通常取引序盤にかけてやや下振れし、36.67ドルまで軟化する場面はあったが売りは続かず。その後37.82ドルまで強含んだものの、上値は重かった。

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