東京株式（寄り付き）＝買い先行、自民総裁選は織り込み済み

　１４日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前週末比２４円高の２万３４３１円と続伸。

　前週末の米国株市場ではＮＹダウは反発したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は続落するなど依然として不安定な動き。東京市場でもこれを受けて半導体関連など主力輸出株に様子見ムードが広がりそうだが、英製薬大手のアストラゼネカが新型コロナウイルスのワクチン臨床試験を再開したことを発表、これはポジティブ材料として受け止められている。きょうは自民党総裁選の投開票が行われ、菅官房長官が新総裁に選出される見通し。株式市場でもこれはほぼ１００％織り込んでいるが、菅氏が言及したデジタル行政や地方再生などに絡む銘柄に物色人気が続く可能性がある。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ

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