アジア株 まちまち、上海株は小幅続落、香港株は小幅続伸

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:59現在
香港ハンセン指数   26446.56(+58.40 +0.22%)
中国上海総合指数  3860.50(-10.09 -0.26%)
台湾加権指数     25357.16(-117.48 -0.46%)
韓国総合株価指数  3407.31(+11.77 +0.35%)
豪ASX200指数    8853.00(-11.89 -0.13%)
インドSENSEX30種  81806.44(-98.26 -0.12%)

 15日のアジア株は、高安まちまち。先週末の米株式市場で、ダウ平均トS&P500が軟調も、ナスダック指数はプラス圏で取引を終えた。高値圏での取引で、強気と弱気が交錯していた。週明けアジア市場でも上海株が小幅続落、香港株が小幅続伸とまちまち。豪州株は小幅反落に踏みとどまった。この日発表された中国の小売売上高と鉱工業生産はいずれも予想を下回り、経済減速が示された。一方、米中貿易協議が進展していると米財務長官などが発言している。好悪両面の材料がでていた。
   
 上海総合指数は小幅続落。中国電信(チャイナ・テレコム)、中国聯合網絡通信(チャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズ)など通信会社が下げを主導。一方、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国神華能源(チャイナ・シンファ・エナジー)などエネルギー株は堅調だった。
   
 香港ハンセン指数は小幅続伸。バイオ医薬品の受託開発・製造サービスの薬明生物技術(ウーシー・バイオ)、電気自動車(EV)新興メーカー理想汽車(リー・オート)や電気自動車(EV)大手のBYDなどの上昇が目立だった。
   
 豪ASX200指数は小反落。CSL、レスメドなどヘルスケア株が下げを主導した。また、ニューモント、カプリコーン・メタルズなど鉱業株の一角も安かった一方で、ウランなどの鉱物探査のボス・エナジーが値を上げていた。

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