小反落、材料多いが模様眺めムードが強い=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=37.26(-0.07 -0.19%)

 ニューヨーク原油の当限は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.09~0.07ドル安。その他の限月は0.09ドル安~0.30ドル高。

 ハリケーン「サリー」が米メキシコ湾岸に上陸しようとしていることや、石油輸出国機構(OPEC)の月報、米エネルギー情報局(EIA)の掘削生産性報告(DPR)などに目立った反応はなく、小動きに終始した。先週までの調整安が一巡し、模様眺めムードが強まっている。今週は米連邦公開市場委員会(FOMC)のほか、OPEC加盟国と非加盟国が共同技術委員会(JTC)や共同閣僚監視委員会(JMMC)を行う。

 時間外取引で10月限は37.68ドルまで強含んだ後に押し戻され、マイナス転換した。通常取引序盤にかけては36.82ドルまで下落。ただ、売りも続かず、下げ幅をほぼ消して引けた。

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