ダウ平均は横ばい 一時384ドル安まで下落も急速に戻す=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式17日(NY時間11:26)
ダウ平均   28002.22(-30.16 -0.11%)
ナスダック   10925.58(-124.89 -1.13%)
CME日経平均先物 23280(大証終比:+180 +0.78%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。前日はFOMCを受けてIT・ハイテク株中心に急速に伸び悩む動きを見せていたが、その流れをきょうも継続し、序盤は売りが先行した。ダウ平均も一時384ドル安まで下落。

 前日のFOMCでは、FOMCメンバーの金利見通しは2023年までのゼロ金利据え置きが示され、パウエルFRB議長も会見で「予想よりも早い回復が持続するかどうかはわからない」と述べていた。市場が注目していた政策指針の枠組み見直しについても言及がほぼ無かった。

 市場が決定打として期待しているワクチンについても、当局者の間でいつ利用可能になるのか、相反するシグナルが発せられており、不安感に繋がっているようだ。取引開始前に発表になった米新規失業保険申請件数も期待ほどは改善を見せていないことも嫌気されている。

 ただ、FRBが低金利の長期化を示唆する中で株式市場はサポートされ、現在の下落はあくまで調整との見方も根強い。下値では押し目買いも出て、朝方の売り一巡後は買い戻しの動きも見られている。産業やヘルスケア株に買い戻しが入り、384ドル安まで下落していたダウ平均も前日付近まで急速に下げ渋る展開が見られている。

アルファベット(C) 1496.97(-23.93 -1.57%)
フェイスブック 257.68(-5.85 -2.22%)
ネットフリックス 473.27(-10.59 -2.19%)
テスラ 431.02(-10.74 -2.43%)
アマゾン 3003.45(-74.65 -2.43%)
エヌビディア 499.19(-1.39 -0.28%)
ツイッター 39.28(-0.32 -0.81%)

ダウ採用銘柄
J&J 148.36(-0.04 -0.03%)
P&G 137.31(-0.39 -0.28%)
ダウ・インク 50.47(+0.77 +1.55%)
ボーイング 166.70(-0.76 -0.45%) 
キャタピラー  155.49(+4.38 +2.90%) 
ハネウェル  171.09(+1.09 +0.64%) 
ビザ 204.76(-0.37 -0.18%) 
ナイキ 118.21(-0.38 -0.32%)
ウォルグリーン 37.08(+0.81 +2.23%) 
3M 173.05(+3.54 +2.09%) 
セールスフォース  245.75(-4.85 -1.94%) 
シェブロン 78.10(-0.46 -0.59%) 
コカコーラ 50.53(-0.27 -0.52%) 
ディズニー 131.11(-0.98 -0.74%) 
マクドナルド 222.17(-2.64 -1.17%) 
ウォルマート 136.77(+0.51 +0.37%)
ホームデポ 281.26(-0.37 -0.13%)
JPモルガン 98.48(-1.23 -1.23%)
トラベラーズ  113.38(+0.21 +0.19%)
ゴールドマン  198.45(-2.23 -1.11%)
アメックス 104.80(-1.18 -1.11%) 
ユナイテッドヘルス 307.15(+0.63 +0.21%)
IBM 125.23(+1.01 +0.81%)
アップル  111.53(-0.61 -0.54%)
ベライゾン 60.79(+0.42 +0.70%)
マイクロソフト  202.81(-2.24 -1.09%)
インテル 50.22(-0.15 -0.30%)
アムジェン 249.41(+1.46 +0.59%)
メルク 85.58(+0.01 +0.01%)
シスコシステムズ 40.30(-0.12 -0.30%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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