ダウ平均は続落 買い先行も不透明感も台頭する中で上値に慎重=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式22日(NY時間11:53)
ダウ平均   27084.40(-63.30 -0.23%)
ナスダック   10804.13(+25.33 +0.23%)
CME日経平均先物 22770(大証終比:-330 -1.43%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。前日の急落もありIT・ハイテク株中心に買い戻しが先行し、ダウ平均も反発して始まった。ただ、上値に慎重さも見られる中、買い一巡後は戻り売りが優勢となり、ダウ平均は下げに転じている。銀行や産業、エネルギー株が軟調。

 下値では買いも散見されるものの、感染が再度拡大を見せ始めている中で、先行き不透明感も台頭している。米大統領選に向けた政治的不透明感や、追加経済対策も依然として協議が難航する中で、市場のリスク許容度は高まらず、上値に慎重な雰囲気が続いている。そのような中で、エバンス・シカゴ連銀総裁が「インフレが平均2%に到達する前でも利上げは可能」との発言に敏感に反応している。

 なお、パウエルFRB議長とムニューシン米財務長官が下院での議会証言を行っているが、いまのところは反応は限定的となっている。

 アマゾンが上昇し3000ドル台を回復。きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を3400ドルとした。

 一方、テスラが下落。きょうは年次株主総会と「バッテリーデー」が開催されるが、それに先立って同社のマスクCEOがツイッターでコメントを寄せており、同社は外部サプライヤーからの電池購入を増やす方針だが、需要を満たすためには自社で電池を生産し始める必要があるとした。

アルファベット(C) 1446.97(+15.81 +1.10%)
フェイスブック 252.03(+3.88 +1.56%)
ネットフリックス 482.85(-4.50 -0.92%)
テスラ 422.84(-26.56 -5.91%)
アマゾン 3047.10(+86.63 +2.93%)
エヌビディア 491.20(-9.49 -1.90%)
ツイッター 41.83(+1.93 +4.84%)

ダウ採用銘柄
J&J 144.41(-0.69 -0.46%)
P&G 138.33(+1.62 +1.18%)
ダウ・インク 47.58(-0.33 -0.66%)
ボーイング 156.24(-0.11 -0.07%) 
キャタピラー  146.25(+0.92 +0.60%) 
ハネウェル  160.60(-0.77 -0.46%) 
ビザ 198.14(+0.69 +0.34%) 
ナイキ 114.82(+1.45 +1.26%)
ウォルグリーン 35.62(-0.15 -0.41%) 
3M 161.61(+0.25 +0.15%) 
セールスフォース  244.99(-0.06 -0.02%) 
シェブロン 76.06(-0.24 -0.31%) 
コカコーラ 49.39(+0.30 +0.59%) 
ディズニー 126.43(+1.02 +0.79%) 
マクドナルド 215.44(-0.97 -0.44%) 
ウォルマート 137.50(+0.43 +0.32%)
ホームデポ 271.44(-0.91 -0.33%)
JPモルガン 94.01(-1.30 -1.32%)
トラベラーズ  108.69(-0.76 -0.68%)
ゴールドマン  190.12(-3.88 -1.99%)
アメックス 96.79(-1.38 -1.33%) 
ユナイテッドヘルス 294.09(-5.10 -1.66%)
IBM 119.77(-0.48 -0.39%)
アップル  109.89(-0.19 -0.18%)
ベライゾン 59.64(+0.03 +0.05%)
マイクロソフト  203.89(+1.35 +0.67%)
インテル 49.56(-0.16 -0.32%)
アムジェン 242.04(-1.07 -0.43%)
メルク 82.92(-0.21 -0.24%)
シスコシステムズ 38.99(-0.06 -0.14%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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