修正:反発、サウジは来年からの増産計画の見直しを検討=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=41.19(+1.24 +3.10%)

 ニューヨーク原油は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.24ドル高。その他の限月は0.14~1.22ドル高。

 石油輸出国機構(OPEC)の舵取り役であるサウジアラビアが来年からの減産目標の縮小を取りやめることを検討していると伝わったことが手がかり。サウジアラビアとロシアが軸となったOPECプラスは現在日量770万バレルの減産目標に沿って生産量を調整しており、来年からはこれを同200万バレル削減する予定。ハリケーン「デルタ」が米メキシコ湾岸に向かっており、生産量が一時的に減少していることも引き続き支援要因。「デルタ」は今週末に上陸する見通し。

 時間外取引の段階から11月限は強含み。通常取引開始後は41.33ドルまで一段高となった。

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