アジア株 上海株は下げ縮小 9月の輸入が予想外の増加で景気回復への楽観的見方広がる 東京時間14:02現在 香港ハンセン指数 24649.68(台風のため終日売買停止) 中国上海総合指数 3348.90(-9.56 -0.28%) 台湾加権指数 12928.49(-27.42 -0.21%) 韓国総合株価指数 2400.30(-3.43 -0.14%) 豪ASX200指数 6207.80(+75.84 +1.24%) インドSENSEX30種 40701.04(+107.24 +0.26%) アジア株は高安まちまち。 上海株は下げ幅を縮小。中国9月の貿易統計で輸入が予想外に伸びたことを受け、中国経済が新型コロナウイルス打撃から回復しているとの楽観的見方が広がっている。輸入は前年同月比で+13.2%と前月の-2.1%から大きく増加、輸出も+9.9%と前月の+9.5%から増えた。 また、米中関係改善期待の買いも続いている。米大統領選の最新世論調査でバイデン氏がリードを拡大していることから、混戦になるとの懸念が後退している。バイデン氏勝利なら米中関係が改善するとの見方が強い。 あす、深セン経済特区設立40周年記念式典で習近平国家主席が演説を行う予定となっており、何かしらの景気対策案を発表するのではないかとの期待も高まっている。 豪州株は大幅続伸。約7カ月ぶりに6200の大台を回復している。前日のナスダック指数の上昇を受け、コミュニケーションサービスやハイテク関連が総じて上昇している。 インド株は小幅高。インドで13日、新型コロナウイルス新規感染者5万5千人が確認された。1日当たりの感染者数としては8月半ば以降で最低水準となる。9月に入り1日当たり9-10万人規模で感染者が急増していたが、今月に入り7-8万人台とやや減少傾向に転じている。ただ、依然として新規感染者数は増加しており、累計700万人を超えている。このままの増加ペースで行けば米国を抜き世界1位になる可能性も。
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