修正:続伸、新型肺炎の再流行で追加緩和観測が高まる=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=41.04(+0.84 +2.09%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.84~0.85ドル高。その他の限月は0.33~0.81ドル高。

 主要国の中央銀行が前例のない金融緩和をさらに長期間に渡って続けざるを得ないとの観測が高まるなかで、流動性相場の長期化が連想され、原油を押し上げた。英国やフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、カナダなど主要国で新型コロナウイルスが再流行していることは、追加緩和観測を高め、コモディティ市場への余剰資金の流入期待が広がっており、原油高を促す要因となった。

 時間外取引で11月限は39.82ドルまで軟化したものの、通常取引開始前にはプラス転換した。その後は41.15ドルまで上げ幅を拡大した。

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