東京株式（寄り付き）＝売り先行、米株軟調受け見送りムード

　１５日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比７８円安の２万３５４８円と反落。

　前日の米国株市場ではムニューシン米財務長官の発言を受けて追加経済対策が大統領選前に成立することへの思惑が後退し、リスク回避の売りが優勢の地合いとなった。足もと外国為替市場で円が買われ一時１ドル＝１０５円近辺まで円高が進んだこともあって、東京市場でも主力株中心に買いが見送られやすい地合いとなっている。米大統領選の行方や今月下旬から本格化する国内企業の決算発表などを前に、持ち高を高める動きは期待しにくい。ただ、薄商いのなか売りニーズも限定的で大きく下値を試す展開は想定しづらく、２万３０００円台半ばの狭いゾーンで売り物をこなす展開が想定される。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ

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