24日前引けの日経平均株価は前営業日比669円27銭高の2万6196円64銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は6億9948万株、売買代金概算は1兆4491億3000万円。値上がり銘柄数は1884、対して値下がり銘柄数は240、変わらずは52銘柄だった。 3連休明けとなったきょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場がワクチン開発期待などから主要株指数が上昇したことを受け、リスク選好ムードが強まった。外国為替市場で1ドル=104円台半ばまでドル高・円安が進んでいることも輸出セクター中心に追い風となっている。取引時間中は米株価指数先物の上昇を横目に日経平均先物にも買い戻しが入り全体相場を押し上げる格好となった。日経平均は670円近い上昇で2万6000円台を回復し、前引け時点でバブル後の最高値圏に浮上している。 個別ではファーストリテイリング<9983>が商いを伴い大きく上昇、ソニー<6758>、トヨタ自動車<7203>、日本電産<6594>なども買い優勢。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体関連も物色人気。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクなども買われた。古河電池<6937>が売買高を膨らませ急騰、マネックスグループ<8698>も値を飛ばした。半面、ANAホールディングス<9202>が売りに押され、チェンジ<3962>も冴えない。アサンテ<6073>が大幅安となったほか、ジーンズメイト<7448>も下値を探った。 出所:MINKABU PRESS
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