NY株式8日(NY時間11:42) ダウ平均 30161.72(+91.93 +0.30%) ナスダック 12509.25(-10.70 -0.09%) CME日経平均先物 26500(大証終比:+10 +0.04%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。序盤は売りが先行したものの、売りが一巡すると買い戻しも入り、ダウ平均はプラスに転じている。3万ドルが強い下値抵抗となっている模様。 市場は米経済対策と感染拡大の行方を見守っている。米与野党は包括的歳出法案と新型ウイルス支援の追加経済対策の両方で協議は難航しており。11日夜としていた期限を延長する方向で調整している。超党派から9080億ドル規模の追加経済対策が出ているが、州・地方自治体向け支援などでまだ妥協点を見出せていない。また、1.4兆ドル規模の包括的歳出法案についても対立しているようだ。現在の暫定予算が11日で期限切れとなるが、1週間のつなぎ予算を採決する見通し。 一方、米国での感染拡大は続いており、これまで1480万件超の症例が確認され、新規感染も7日間平均で過去最多を記録している。一部の州や都市では、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を強化する意向。クオモNY州知事は、外食を制限する可能性を示唆しており、「病院が臨界点に達した場合はより厳しい制限が課されるだろう」と述べていた。 目先の景気への不安は高まっているものの、一方でワクチン普及による来年の景気への期待感も根強く、下値では押し目買いも入る模様。英国ではきょうからワクチン接種が開始された。 エネルギー株が上昇しているほか、ボーイングは反落しているものの産業株も堅調。一方、IT・ハイテク株は全般に軟調な展開が見られ、ナスダックはマイナス圏での推移。 テスラが反落。50億ドルの増資計画を発表した。増資はこの10カ月で3度目となる。米証券取引委員会(SEC)への提出文書によると、今回はアット・ザ・マーケット方式による増資で、引き受け幹事が新株を機動的に投資家に対して実勢価格で売却する。 アルファベット(C) 1812.51(-6.97 -0.38%) フェイスブック 283.75(-1.83 -0.64%) ネットフリックス 507.20(-8.58 -1.66%) テスラ 622.76(-19.00 -2.96%) アマゾン 3133.77(-24.23 -0.77%) エヌビディア 533.85(-10.42 -1.91%) ツイッター 47.57(-0.33 -0.69%) ダウ採用銘柄 J&J 151.47(+2.50 +1.66%) P&G 138.15(+0.47 +0.34%) ダウ・インク 53.79(+0.58 +1.05%) ボーイング 236.30(-1.87 -0.80%) キャタピラー 179.68(+0.97 +0.53%) ハネウェル 211.95(+0.85 +0.40%) ビザ 212.70(+0.05 +0.02%) ナイキ 140.21(+1.46 +1.06%) ウォルグリーン 41.96(-0.45 -1.04%) 3M 171.88(+1.73 +1.00%) セールスフォース 227.88(+0.18 +0.08%) シェブロン 92.06(+1.30 +1.39%) コカコーラ 53.40(+0.41 +0.76%) ディズニー 154.58(+0.90 +0.58%) マクドナルド 208.70(-0.19 -0.09%) ウォルマート 149.44(+1.33 +0.89%) ホームデポ 261.62(-1.02 -0.39%) JPモルガン 121.99(+0.11 +0.09%) トラベラーズ 135.42(+1.52 +1.12%) ゴールドマン 237.63(-0.82 -0.34%) アメックス 124.31(+0.37 +0.30%) ユナイテッドヘルス 346.98(-0.88 -0.25%) IBM 125.90(+1.20 +0.94%) アップル 123.65(-0.10 -0.08%) ベライゾン 61.26(-0.09 -0.15%) マイクロソフト 215.31(+1.02 +0.48%) インテル 50.13(-0.07 -0.13%) アムジェン 227.68(+1.24 +0.54%) メルク 83.37(+0.86 +1.05%) シスコシステムズ 44.33(-0.02 -0.05%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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