ダウ平均は年末で小動き 来年も今年後半と同様の環境を期待=米国株前半

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式31日(NY時間12:26)
ダウ平均   30395.14(-14.42 -0.05%)
ナスダック   12837.67(-32.33 -0.25%)
CME日経平均先物 27490(大証終比:+50 +0.18%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小動きに終始しており、本日のダウ平均のレンジは100ドルに満たない。年末ということで動意薄の展開がみられ、小幅な調整に終始しているようだ。

 今年のダウ平均は約6%の上昇で終わりそうだが、パンデミックによる3月の落ち込みからは驚異的な回復を見せた。現在も感染拡大が続いているにもかかわらず、ワクチンや巨額の景気対策で、来年の景気回復への期待が株式市場を史上最高値に押し上げている。

 今年はFRBが異例の金融緩和策を実施し、米政府も大胆な経済支援策を実施した。それが功を奏してリーマンショック時のような信用クランチも発生せず、株式市場は一時的なクラッシュで終わっている。

 先日も600ドルの直接給付や300ドルの失業手当の上乗せを決め、雇用や家計への支援策を大胆に打ち出している。市場では来年のインフレ期待の高まりも警戒されているが、FRBは低金利維持をコミットしている。そのような中で株式市場は、今年後半と同様の環境が維持されると期待しているようだ。

アルファベット(C) 1747.37(+7.85 +0.45%)
フェイスブック 271.45(-0.42 -0.15%)
ネットフリックス 540.50(+15.91 +3.03%)
テスラ 714.43(+19.65 +2.83%)
アマゾン 3254.40(-31.45 -0.96%)
エヌビディア 519.81(-6.02 -1.14%)
ツイッター 54.04(-0.29 -0.53%)

ダウ採用銘柄
J&J 155.98(-0.07 -0.04%)
P&G 137.48(-0.29 -0.21%)
ダウ・インク 56.02(+0.55 +0.99%)
ボーイング 213.08(-3.59 -1.66%) 
キャタピラー  181.49(+1.45 +0.81%) 
ハネウェル  211.46(+0.51 +0.24%) 
ビザ 217.26(-1.10 -0.50%) 
ナイキ 140.96(-0.62 -0.44%)
ウォルグリーン 39.31(-0.04 -0.09%) 
3M 174.08(-0.03 -0.02%) 
セールスフォース  220.52(-1.88 -0.85%) 
シェブロン 84.26(-1.07 -1.25%) 
コカコーラ 54.34(-0.10 -0.18%) 
ディズニー 181.02(-0.15 -0.08%) 
マクドナルド 212.35(+0.79 +0.37%) 
ウォルマート 143.03(-1.15 -0.80%)
ホームデポ 264.56(-0.70 -0.26%)
JPモルガン 126.10(+0.74 +0.59%)
トラベラーズ  139.51(+0.43 +0.31%)
ゴールドマン  263.02(+3.57 +1.38%)
アメックス 120.37(+0.94 +0.79%) 
ユナイテッドヘルス 346.29(+1.30 +0.38%)
IBM 124.80(+0.46 +0.37%)
アップル  132.47(-1.26 -0.94%)
ベライゾン 58.16(+0.02 +0.03%)
マイクロソフト  219.92(-1.76 -0.79%)
インテル 49.52(+0.77 +1.58%)
アムジェン 227.44(+0.47 +0.21%)
メルク 80.60(+0.01 +0.01%)
シスコシステムズ 44.31(-0.17 -0.38%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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