NY株式4日(NY時間12:20) ダウ平均 29942.27(-664.21 -2.17%) ナスダック 12584.39(-303.89 -2.36%) CME日経平均先物 27100(大証終比:-220 -0.81%) きょうのNY株式市場でダウ平均は下げが加速しており、一時700ドル超下落する場面がみられた。昨年末は最高値を更新して終えたこともあり、年初から上値での戻り売りが強まっていることに加え、明日のジョージア州の米上院議員の決戦投票や6日の米大統領選の上下両院合同会議による選挙人投票の集計を警戒しているようだ。 ジョージア州の決戦投票で共和党が2議席を確保するようだと、税制改正や景気刺激策強化、そして、インフラ投資などバイデン新政権が押し進めようとしている政策の実現性が不透明になるとみられている。また、6日の選挙人投票の集計に関しても、米大統領選の選挙結果に波乱があるのではとの見方も根強い。市場もイベント前に一旦ポジションを整理しておこうという動きが出ているのかもしれない。 今年の景気回復への期待感は強いものの、足元の感染拡大が強まっていることも株式市場を圧迫。日本では再び緊急事態宣言を出す方向で調整しているほか、英国でもジョンソン英首相が新型ウイルス感染の行動制限措置で最上級にあたる「ティア4(自宅待機)」の制限を全国で導入する意向とも伝わっている。 ダウ採用銘柄ではボーイングの下げが目立っている。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。787型機がキャッシュフローを圧迫する恐れを指摘。 ナスダック市場ではテスラが7日続伸。2日に10-12月期の納車台数を公表しており、世界で18万570台となった。四半期としては過去最高。年間では49万9550台と前年比36%増加したものの、目標の50万台には届かなかった。ただ、同社は上方修正の可能性も示唆しており、市場はポジティブに捉えているようだ。 アルファベット(C) 1713.50(-38.38 -2.19%) フェイスブック 265.85(-7.31 -2.68%) ネットフリックス 518.39(-22.34 -4.13%) テスラ 718.43(+12.76 +1.81%) アマゾン 3158.88(-98.05 -3.01%) エヌビディア 525.24(+3.04 +0.58%) ツイッター 53.89(-0.26 -0.48%) ユナイテッドヘルス 340.94(-9.74 -2.78%) メルク 80.08(-1.72 -2.10%) マクドナルド 208.67(-5.91 -2.75%) マイクロソフト 215.70(-6.72 -3.02%) ホームデポ 261.58(-4.04 -1.52%) ボーイング 204.04(-10.02 -4.68%) ベライゾン 58.60(-0.15 -0.26%) ビザ 215.02(-3.71 -1.70%) ハネウェル 207.40(-5.30 -2.49%) ナイキ 138.54(-2.93 -2.07%) トラベラーズ 134.60(-5.77 -4.11%) ディズニー 175.95(-5.23 -2.89%) ダウ・インク 53.78(-1.72 -3.10%) セールスフォース 217.11(-5.42 -2.44%) シスコシステムズ 43.47(-0.92 -2.06%) シェブロン 84.73(+0.28 +0.33%) コカコーラ 52.22(-2.63 -4.79%) ゴールドマン 261.00(-2.71 -1.03%) キャタピラー 180.95(-1.07 -0.59%) ウォルマート 145.21(+1.06 +0.73%) ウォルグリーン 40.64(+0.79 +1.98%) インテル 49.95(+0.13 +0.26%) アメックス 117.47(-3.44 -2.85%) アムジェン 223.96(-6.16 -2.68%) アップル 128.05(-4.64 -3.50%) P&G 136.67(-2.47 -1.78%) JPモルガン 125.32(-1.75 -1.38%) J&J 154.78(-2.60 -1.65%) IBM 123.45(-2.43 -1.93%) 3M 171.45(-3.34 -1.91%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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