NY時間の終盤に入ってドル円は103円台後半での推移が続いている。きょうの為替市場はドル買い戻しが優勢となっており、ドル円も東京時間の103円台半ばから104円手前まで戻す展開が見られている。しかし、104円台には慎重なようだ。その背景には米国債利回りの上昇が一服していることが挙げられる。 バイデン次期大統領と民主党の勝利で、積極的財政への期待が高まっている。それと伴に市場はインフレ期待を高めており、米国債利回りが上昇。その動きがドル円の買い戻しを支援していた。FOMCメンバーから、今年終盤での資産購入ペース縮小への言及も米国債利回りと伴にドル円をサポート。しかし、きのう辺りから、FOMCメンバーの発言が慎重になっており、きょうのブラード・セントルイス連銀総裁やブレイナードFRB理事の発言は、資産購入ペース縮小に対する慎重姿勢を強調していた印象も強い。 市場の一部からは、このところの米国債利回りの急上昇は短期的との指摘が出ている。米民主党勝利の波紋は短期的に消化されると見ており、現在の焦点は成長とインフレ、そして恐らく両方の組み合わせに向けられている。財政状態は依然として非常に緩いままだが、FRBがより多くの財政支援と、より高いインフレ期待を求めていることから、すぐにギアをチェンジする可能性は低いという。 USD/JPY 103.88 EUR/USD 1.2156 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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