NY株式14日(NY時間13:35) ダウ平均 31162.18(+101.71 +0.33%) ナスダック 13159.75(+30.80 +0.23%) CME日経平均先物 28940(大証終比:+130 +0.45%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。バイデン次期大統領が本日夕方に、自身の経済対策を発表する予定となっており、市場の関心が集まっている。東京時間には2兆ドル規模の対策が表明されるとの報道も流れていた。しかし、数字については見方が様々出ており、直接給付が1400ドル、規模は1.5兆ドルといった報道も流れている。この辺は発表待ち。 市場は大規模な追加経済対策を打ち出して来ることはすでに織り込んでいる。むしろ、議会の審議を経て成立させられるか次第との声も聞かれる。議会審議の過程で規模は小さくなるとの見方も有力視されている。バイデン次期大統領は成立には共和党の支持も必要としており、10名程度の共和党議員の賛同を得ることを条件にしたい意向も示している。 ただ、基本的には明日の大手銀の決算発表待ちの雰囲気も強い。それについてはパンデミックに伴う貸倒引当金の計上も予想され、10-12月期は長期金利も低下していたことから、大幅な減益が見込まれている。前回の11月の決算発表以降、FRBが自社株買いの再開を許可したこともあり、銀行株は買い戻しが強まり、全体的に35%上昇している。市場は既に2021年に関心が移っており、10-12月期は移行期にあたり、むしろ、2021年に強気な見通しを示すことができるか注目される。一部からは2021年の第1四半期と第2四半期に利益が2倍以上拡大するとの予想も出ているようだ。 米国債利回りが上昇していることもあり、きょうの銀行株は買いが優勢となっている。エネルギーや産業も堅調。そのほか半導体の一角が上昇している。台湾のTSMCが好決算を発表し、今年の需要についても強気な見通しを示したことが好感されている。マイクロンやアプライド、クアルコムなどが上昇。 アルファベット(C) 1746.82(-7.58 -0.43%) フェイスブック 248.06(-3.58 -1.42%) ネットフリックス 503.07(-4.72 -0.93%) テスラ 846.49(-7.93 -0.93%) アマゾン 3146.09(-19.80 -0.63%) エヌビディア 534.46(-6.82 -1.26%) ツイッター 45.78(-1.44 -3.05%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 355.51(+0.47 +0.13%) メルク 82.59(+0.25 +0.30%) マクドナルド 209.96(-2.13 -1.00%) マイクロソフト 214.02(-2.32 -1.07%) ホームデポ 272.14(-1.91 -0.70%) ボーイング 212.60(+5.39 +2.60%) ベライゾン 57.40(+0.34 +0.59%) ビザ 204.30(-5.05 -2.41%) ハネウェル 208.84(+1.82 +0.88%) ナイキ 141.82(-1.22 -0.85%) トラベラーズ 142.37(+0.12 +0.08%) ディズニー 175.86(-0.26 -0.15%) ダウ・インク 60.12(+0.09 +0.15%) セールスフォース 215.65(-2.53 -1.16%) シスコシステムズ 45.36(-0.01 -0.01%) シェブロン 95.89(+2.64 +2.83%) コカ・コーラ 49.47(-0.69 -1.38%) ゴールドマン 307.88(+4.94 +1.63%) キャタピラー 196.70(+0.81 +0.41%) ウォルマート 146.18(-1.27 -0.86%) ウォルグリーン 49.09(+0.15 +0.31%) インテル 59.14(+2.19 +3.85%) アメックス 124.49(+2.09 +1.71%) アムジェン 242.88(+4.97 +2.09%) アップル 129.70(-1.19 -0.91%) P&G 136.04(-1.22 -0.89%) JPモルガン 142.56(+2.21 +1.57%) J&J 161.14(+3.25 +2.06%) IBM 129.86(+2.94 +2.32%) 3M 167.00(+0.72 +0.43%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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