アジア株 総じて上昇、上海株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数   29642.28(+779.51 +2.70%)
中国上海総合指数  3566.38(-29.84 -0.83%)
台湾加権指数     15877.37(+265.37 +1.70%)
韓国総合株価指数  3092.66(+78.73 +2.61%)
豪ASX200指数    6742.62(+79.58 +1.19%)
インドSENSEX30種  49318.37(+754.10 +1.55%)

 19日のアジア株は総じて上昇。日本時間の今夜午前0時に米上院財政委員会で、財務長官に指名されているイエレン氏の指名承認公聴会が開催される。イエレン氏はそこで、景気浮揚のために大規模な経済対策の必要性を表明するとみられている。これが米国株価指数先物の時間外取引での上昇につながっており、アジア株の支援材料となっている。台湾株は反発。過去最高値を更新した。香港株は2.7%高と大幅続伸。上海株は反落。3600の節目近辺では利益確定の売りに押されやすくなった。

 上海総合指数は反落。酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、海運コンテナ・サービス中遠海運控股(コスコ・シッピング・ホールディングス)、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、自動車メーカーの上海汽車集団が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅続伸。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)が買われた。
   
 豪ASX200指数は大幅反発。ピザチェーンの運営会社のドミノ・ピザ・エンタープライゼス、娯楽サービスのタブコープ・ホールディングス、決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシー、医薬品メーカーのCSL、医療診断サービスのソニック・ヘルスケアが買われた。

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