NY株式21日(NY時間12:57) ダウ平均 31146.34(-42.04 -0.14%) ナスダック 13500.15(+42.90 +0.33%) CME日経平均先物 28570(大証終比:-160 -0.56%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に反落。前日に最高値を更新したが、きょうは上げ一服といったところ。ただ、下押す動きもなく上向きの流れは続いているようだ。前日はバイデン大統領が就任し、ワクチン接種のペース加速、地方政府へのより多くの資金提供、また、国防生産法を使用し、多くのマスクと機器を作る10の大統領命令を発表した。力強い決算に加え、バイデン大統領がワクチン接種の加速を狙った対策を打ち出したことで、株式市場は今年下期の景気回復への期待を強めている。 市場ではバイデン大統領が打ち出している1.9兆ドル規模の追加経済対策に関して、民主党内からも反対の意見が出るなど、そのままでは成立は難しいと見方も出ている。それでも12月に成立した追加経済対策に加えて、大規模な対策になると見られており、株式市場のモメンタムは強い。 企業決算が本格化しているが、いまのところネガティブな内容は少なく、無難に通過しているといった印象。S&P500企業の2020年の利益は15%の減益となるものの、2021年は24%増加するとの予想も出ている。 エネルギーや銀行、産業株が下落している一方、IT・ハイテク株は前日に引き続き堅調。 また、きょうは航空株の下げが目立っている。ユナイテッド・エアラインズが決算を発表しており、1株損益の赤字が予想よりも若干多かったほか、第1四半期の売上高は65%~70%減少するとの見通しを示した。 ナスダックはプラス圏での推移が続いている。前日決算を受けて大幅高となったネットフリックスは反落しているものの、そのほかのアップルやアルファベット、アマゾンなど主力株は概ね上昇。 なお、引け後にはインテルとIBMが決算を発表する予定。 ユナイテッド・エアラインズ 42.48(-2.71 -5.99%) アルファベット(C) 1903.33(+16.43 +0.87%) フェイスブック 272.09(+4.61 +1.72%) ネットフリックス 571.33(-15.01 -2.56%) テスラ 846.69(-3.76 -0.44%) アマゾン 3319.42(+56.04 +1.72%) エヌビディア 543.25(+8.62 +1.61%) ツイッター 46.76(-0.84 -1.77%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 355.21(+4.37 +1.24%) メルク 80.99(-1.47 -1.77%) マクドナルド 214.01(+0.38 +0.18%) マイクロソフト 226.10(+1.76 +0.81%) ホームデポ 279.62(+5.32 +1.95%) ボーイング 207.15(-4.30 -2.04%) ベライゾン 57.21(-0.05 -0.09%) ビザ 205.78(-0.23 -0.11%) ハネウェル 205.83(-2.25 -1.09%) ナイキ 141.67(-1.13 -0.81%) トラベラーズ 147.97(+2.95 +2.06%) ディズニー 171.71(-1.94 -1.12%) ダウ・インク 57.62(-0.95 -1.65%) セールスフォース 222.44(-1.00 -0.46%) シスコシステムズ 44.91(-0.44 -0.96%) シェブロン 91.93(-3.45 -3.65%) コカ・コーラ 48.87(+0.19 +0.39%) ゴールドマン 289.23(-1.24 -0.42%) キャタピラー 191.80(-0.54 -0.28%) ウォルマート 145.13(-0.38 -0.27%) ウォルグリーン 47.15(-0.98 -2.04%) インテル 59.19(+0.52 +0.90%) アメックス 126.80(-2.14 -1.69%) アムジェン 251.33(-1.17 -0.47%) アップル 136.04(+4.01 +3.14%) P&G 131.54(+0.40 +0.30%) JPモルガン 134.73(-1.24 -0.90%) J&J 160.79(-1.59 -0.98%) IBM 130.71(+0.63 +0.49%) 3M 170.45(+0.23 +0.14%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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