アジア株 軒並み上昇、香港株は続伸

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:50現在
香港ハンセン指数   26200.26(+262.13 +1.01%)
中国上海総合指数  3812.22(+4.93 +0.13%)
台湾加権指数     25192.59(+337.41 +1.36%)
韓国総合株価指数  3314.53(+54.48 +1.67%)
豪ASX200指数    8830.43(+26.89 +0.31%)
インドSENSEX30種  81383.50(+282.18 +0.35%)

 10日のアジア株は、軒並み上昇。米雇用統計の年次改定値が大幅な下方修正となり、利下げ期待の高まりから前日の米国株が上昇した。こうした動きを受けて、アジア株も買いが広がった。香港株は続伸。香港株は金融政策を米国に連動させており、利下げ期待の高まりが株高につながった。不動産株やネット関連株などの上げが目立った。台湾株は続伸。ナスダックの上昇などを好感して、ハイテク関連株などを中心に上昇した。
   
 上海総合指数は小反発。ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、コンピューター部品メーカーの海光信息技術、酒造会社の貴州茅臺酒、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が買われる一方で、医薬品メーカーの四川百利天恒薬業、太陽光発電や飼料会社の通威、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続伸。コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、電子商取引のJDドットコム、不動産会社の新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、不動産会社の恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ)が買われた。
   
 豪ASX200指数は小反発。銀行大手のウエストパック銀行、保険会社のQBEインシュアランス・グループ、電気通信会社のコーラス、不動産会社のグッドマン・グループが買われる一方で、医療情報会社のプロ・メディカス、豪化学大手のオリカが売られた。

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