ファイザーが10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回った。同社は通期見通しも公表し、今年のワクチンからの売上高は約150億ドルを見込んでいると述べた。ワクチンに関する予測は主に既存契約に基づいているが、将来的に追加契約が成立した場合は予想は調整される可能性があるという。ワクチンを除くと、売上高は444億ドル~464億ドルになると見込んでいる。 同社はライバルよりもワクチン価格を高く設定している。米政府との契約では、2回投与の各ショットに対して19.50ドルを請求している。米国ではまだ認可されていないが、ライバルのアストラゼネカは1回の投与あたり4ドル未満を予定。 同社株は下落して始まっている。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益(調整後):0.42ドル(予想:0.51ドル) ・売上高:116.8億ドル(予想:120.8億ドル) プレベナー・フランチャイズ:17.5億ドル(予想:16.8億ドル) イブランス:14.4億ドル(予想:13.5億ドル) エリキュース:12.6億ドル(予想:12.7億ドル) ザーコリ:1.35億ドル(予想:1.45億ドル) エンブレル:3.45億ドル(予想:3.26億ドル) ゼルヤンツ:6.96億ドル(予想:6.75億ドル) (通期見通し) ・1株利益(調整後):3.10~3.20ドル(従来:3.00~3.10ドル)(予想:3.19ドル) ・売上高:594~614億ドル(予想:564.1億ドル) ・売上高(ワクチン除く):444~464億ドル (NY時間09:42) ファイザー 35.00(-0.81 -2.25%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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