東京株式(前引け)=急反発、日経平均一時3万円大台乗せ

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 15日前引けの日経平均株価は前営業日比347円11銭高の2万9867円18銭と急反発。前場の東証1部の売買高概算は7億709万株、売買代金概算は1兆3625億8000万円。値上がり銘柄数は1152、対して値下がり銘柄数は948、変わらずは91銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場はリスク選好の流れとなり、日経平均が寄りつき140円あまりの上昇で始まった後、上げ足が加速して一時480円超の値上がりで3万円大台に瞬間乗せる場面があった。3万円大台は1990年8月3日以来30年6カ月ぶりとなる。前週末の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が小幅ながら揃って最高値を更新したことや、日本国内で新型コロナワクチン承認による経済活動の正常化が早期に進むとの見方が市場心理を強気に傾けている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が高く、ファーストリテイリング<9983>が値を飛ばしたほか、東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>なども堅調。キーエンス<6861>も買われた。スノーピーク<7816>、ギフティ<4449>などストップ高に買われる銘柄も相次いだ。半面、楽天<4755>が売られ、ファーマフーズ<2929>も値を下げた。日本エアーテック<6291>、ニチコン<6996>などが急落したほか、大幸薬品<4574>も大きく下落した。

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