アジア株は下落、週末を前に利食い売り 豪州株は大幅安、原油価格が1バレル=58ドル台半ばまで下げる 東京時間14:05現在 香港ハンセン指数 30336.88(-258.39 -0.84%) 中国上海総合指数 3663.74(-11.62 -0.32%) 台湾加権指数 16345.04(-79.47 -0.48%) 韓国総合株価指数 3085.30(-1.36 -0.04%) 豪ASX200指数 6790.60(-95.27 -1.38%) インドSENSEX30種 51335.81(+11.12 +0.02%) アジア株は軒並み下落、特に目立った売り材料はなく週末を前に利益確定の売りに押されているもよう。米株価指数が時間外でも下落、ダウは14時時点で90ドル安。きのう、約1年ぶりに1バレル=62ドル台を回復したNY原油価格も時間外では大幅安に。一時、1バレル=58ドル台半ばまで下げた。ビットコインも下落しており、相場全体に調整が入っているもよう。 豪州株は1.38%安。原油安が嫌気されており、エネルギー関連が大幅安に。ウッドサイド・ペトロリアムは5.3%安、オイル・サーチは4.5%安、ビーチ・エナジーは4.1%安。BHPビリトンやリオティントなど素材関連も総じて下落している。 春節連休中(1月11日-17日)の小売・飲食の売上高が前年同期比で28%増となったとの報告を受け、上海市場で小売関連は総じて上昇している。今回は新型コロナウイルスの影響で消費動向に変化があったもよう。家電や通信機器、特にフィットネス機器の売上高が大きく伸びた。 韓国株は3営業日続落、約3週間ぶり安値をつけている。同国での新型コロナ感染再拡大が懸念されているもよう。新たに561人の感染者が確認された、3日ぶりに600人台を下回ったものの、約1カ月ぶりの高水準となっている。旧正月連休中に、多くの人が移動し、家族や友人と会食したことが影響したものと思われる。韓国政府は今週初めにソウル首都圏を中心に警戒レベルを引き下げたが、足元で再び感染が拡大していることを受け、今後の感染状況を見て警戒レベルを見直す方針だとしている。
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