東京時間18:04現在 香港ハンセン指数 29095.86(-356.71 -1.21%) 中国上海総合指数 3508.59(-42.81 -1.21%) 台湾加権指数 15946.88(-6.92 -0.04%) 韓国総合株価指数 3043.87(+30.92 +1.03%) 豪ASX200指数 6762.27(-27.28 -0.40%) インドSENSEX30種 50054.50(+204.66 +0.41%) 2日のアジア株は、まちまち。一部の市場では前日の米国株の上昇が支援材料となって買い優勢で推移した。ただ、その後の米株先の下げなどに押されて軟調に推移する市場も見られた。 上海株は反落。中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)の郭樹清主席が中国国内の不動産バブルや急速な外資の流入、世界の金融市場の上昇など多くのリスクについて懸念しているとの警戒感を示した。また、海外金融市場のバブルが崩壊する可能性を「非常に心配している」などと述べたと報じられたことから上海株は売りに押された。酒造会社の貴州茅臺酒、化学品メーカーの万華化学集団、石油大手の中国石油化工(シノペック)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が売られた。 香港株も反落。上海株の下げや米株先の軟調な動きを受けて、売りに押された。豪州株は反落。原油安が重石となってエネルギー関連株や素材株を中心に売られた。豪中銀(RBA)が金融政策の現状維持を決定したが、市場の反応は限定的だった。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が売られた。 豪ASX200指数は反落。石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油関連エンジニアリング会社のウォーリー、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、金生産会社のノーザン・スターリソーシズ、エンジニアリングサービス会社のダウナーEDIが売られた。
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