NY株式19日(NY時間10:39) ダウ平均 32561.75(-300.55 -0.91%) ナスダック 13158.40(+42.23 +0.32%) CME日経平均先物 29190(大証終比:-300 -1.03%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。300ドル超の下げ幅となっている。きょうは銀行株の下げが相場全体を圧迫。取引開始前にFRBがパンデミック対応で導入していた金融機関向けの補完的レバレッジ比率(SLR)の条件緩和措置を今月一杯で終了すると発表したことが嫌気されている。 補完的レバレッジ比率は金融機関の自己資本比率規制の1つで、分子に中核的自己資本(ティア1)、分母には貸し出しのほか国債などの保有有価証券、デリバティブ取引のエクスポージャー額などを入れて計算する。 金融機関からは期限延長の要請が出ていたが、パウエルFRB議長は今週のFOMC後の会見でその質問に沈黙を守っていた。なお、今回の緩和措置終了により、金融機関が自己資本比率を上げるために、分母に来ている保有国債を売却するのではとの見方から、ニュースが伝わった直後から米国債は売りが強まり利回りは再び急上昇している。 この利回りの急上昇を受けて買い戻しが先行して始まったIT・ハイテク株も上値が次第に重くなり、ナスダックも上値の重い動きがみられている。 きょうはナイキが下落しておりダウ平均を圧迫。12-2月期決算(第3四半期)を発表しており、売上高が予想を下回ったことが嫌気されている。港湾のサプライチェーン問題で、北米での売上高が予想を下回ったほか、欧州も感染拡大による店舗閉鎖の影響で予想を下回る売上高を示した。ただ、アナリストからは楽観的なコメントも出ている。 JPモルガン 151.53(-6.12 -3.88%) シティグループ 72.33(-1.51 -2.04%) バンカメ 37.65(-1.29 -3.32%) ウェルズ・ファーゴ 39.62(-1.20 -2.93%) ゴールドマン 340.94(-7.06 -2.03%) モルガン・スタンレー 82.15(-1.79 -2.13%) アルファベット(C) 2039.90(+3.68 +0.18%) フェイスブック 290.19(+11.57 +4.15%) ネットフリックス 509.65(+4.86 +0.96%) テスラ 640.43(-12.73 -1.95%) アマゾン 3053.26(+25.27 +0.83%) エヌビディア 512.14(+3.24 +0.64%) ツイッター 66.54(-0.19 -0.28%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 363.20(+1.15 +0.32%) メルク 76.14(-1.13 -1.46%) マクドナルド 222.71(-0.19 -0.09%) マイクロソフト 231.40(+0.68 +0.29%) ホームデポ 283.84(+0.68 +0.24%) ボーイング 254.56(-1.50 -0.59%) ベライゾン 56.01(-0.30 -0.53%) ビザ 214.56(-6.10 -2.76%) ハネウェル 212.43(-2.59 -1.20%) ナイキ 136.80(-6.37 -4.45%) トラベラーズ 150.46(-6.37 -4.06%) ディズニー 191.73(-0.55 -0.29%) ダウ・インク 63.90(-0.82 -1.27%) セールスフォース 211.07(+1.59 +0.76%) シスコシステムズ 48.43(-0.37 -0.76%) シェブロン 103.64(-0.48 -0.46%) コカ・コーラ 50.49(-0.08 -0.16%) ゴールドマン 340.94(-7.06 -2.03%) キャタピラー 227.24(-3.44 -1.49%) ウォルマート 131.40(+1.39 +1.07%) ウォルグリーン 53.14(+0.48 +0.91%) インテル 63.69(-0.04 -0.05%) アメックス 140.43(-2.15 -1.51%) アムジェン 242.87(-1.41 -0.58%) アップル 120.54(+0.01 +0.01%) P&G 128.74(+0.04 +0.03%) JPモルガン 151.51(-6.14 -3.89%) J&J 159.50(-0.97 -0.60%) IBM 129.04(-1.02 -0.78%) 3M 189.47(-1.53 -0.80%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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