株価指数先物【昼のコメント】 TOPIXは2%超の下落で日銀のETF買い入れへの思惑

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比520円安の2万8290円(-1.80%)前後で推移している。寄り付きは2万8610円とシカゴ先物清算値(2万8680円)を下回って始まり、その後は概ね2万8500円~2万8600円辺りでのレンジ推移が続いた。しかし、前引けにかけて一段安となり、一時2万8270円まで下落幅を広げている。

 日経225先物は25日移動平均線水準まで下落しており、いったんは同線を支持線とした底堅さを見せてくるかが相場の分かれ目となる。

 また、前引けのTOPIXの下落率は2.21%であり、日銀がETF買い入れを実施する可能性は高い。23日は金額ベースで501億円を買い入れており、2%を超える下落場面において金額を増額してくるか否かが注目点だ。また、東証1部の値下がり数は2000を超えており、全面安商状である。日経平均株価構成銘柄では値下がり数が200銘柄を超えている。そのなかで、東京エレクトロン <8035> の強い値動きの影響により、NT倍率は先物中心限月で14.83倍に上昇する場面が見られている。


 


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