NY株式1日(NY時間10:42) ダウ平均 33054.87(+73.32 +0.22%) ナスダック 13478.76(+231.89 +1.75%) CME日経平均先物 29590(大証終比:+190 +0.64%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反発の一方、前日に引き続きIT・ハイテク株への買い戻しが強まっており、ナスダックは大幅続伸となっている。 IT・ハイテク株については、米国債利回りが低下していることや、マイクロンが決算発表で強気の見通しを示したことが、買い戻しを誘発している模様。マイクロンはDRAMの見通しについて、深刻な供給不足を背景に価格が急上昇しており、年内は需要が供給を上回ると予想していると述べていた。 バイデン大統領がきのう、8年間で2.25兆ドル規模のインフラ投資計画を公表した。3月の1.9兆ドルの追加経済対策に引き続き第2弾となる。ただ、市場では株式市場にとっては良いニュースではあるが、財源確保のための法人税増税や富裕層向けの増税も盛り込まれており、株式市場はその影響を消化する必要があるかもしれないとの声も出ている。 取引開始後に3月のISM製造業景気指数が発表され、1983年以来の高水準となった。製造業は供給不足に陥っており、半導体を始めとした在庫不足の問題が深刻化している。特にサプライヤーからの供給に遅延が生じており、入荷遅延の指数は1974年の石油危機以来の高水準となっている。そのほかの受注や生産も高水準に上昇しており、引き続き製造業の需給ひっ迫が続いている状況が示された。この指標を受け株式市場は買いの反応を見せているものの、数字の割には大きな反応には至っていない。 IT・ハイテク株のほか、銀行やエネルギー株に買いが入っている一方、産業株は軟調な動き。 マイクロン 93.10(+4.89 +5.54%) アルファベット(C) 2114.13(+45.50 +2.20%) フェイスブック 299.06(+4.53 +1.54%) ネットフリックス 532.66(+11.00 +2.11%) テスラ 682.82(+14.89 +2.23%) アマゾン 3134.72(+40.64 +1.31%) エヌビディア 548.49(+14.56 +2.73%) ツイッター 64.99(+1.36 +2.14%) ダウ採用銘柄 ユナイテッドヘルス 370.07(-2.01 -0.54%) メルク 77.15(+0.06 +0.08%) マクドナルド 224.46(+0.32 +0.14%) マイクロソフト 241.87(+6.10 +2.59%) ホームデポ 306.22(+0.97 +0.32%) ボーイング 253.54(-1.18 -0.46%) ベライゾン 57.80(-0.35 -0.60%) ビザ 217.21(+5.48 +2.59%) ハネウェル 216.22(-0.85 -0.39%) ナイキ 133.84(+0.95 +0.71%) トラベラーズ 149.86(-0.54 -0.36%) ディズニー 186.84(+2.32 +1.26%) ダウ・インク 63.81(-0.13 -0.20%) セールスフォース 218.59(+6.72 +3.17%) シスコシステムズ 51.74(+0.03 +0.06%) シェブロン 104.47(-0.32 -0.31%) コカ・コーラ 52.55(-0.16 -0.30%) ゴールドマン 327.49(+0.49 +0.15%) キャタピラー 228.30(-3.57 -1.54%) ウォルマート 135.89(+0.06 +0.04%) ウォルグリーン 54.20(-0.73 -1.33%) インテル 63.95(-0.05 -0.08%) アメックス 143.88(+2.44 +1.73%) アムジェン 247.90(-1.00 -0.40%) アップル 123.40(+1.25 +1.02%) P&G 133.84(-1.59 -1.17%) JPモルガン 152.21(-0.02 -0.01%) J&J 162.65(-1.70 -1.03%) IBM 132.69(-0.58 -0.43%) 3M 191.57(-1.11 -0.58%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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