大阪6月限 日経225先物 28930 +170 (+0.59%) TOPIX先物 1940.5 +20.5 (+1.06%) 日経225先物(6月限)は前日比170円高の2万8930円で取引を終了。寄り付きは2万8730円と、シカゴ先物清算値(2万8745円)にサヤ寄せする形で売りが先行し、現物の寄り付き直後には2万8560円まで下落。しかし、売り一巡後は急速に買い戻されており、前場半ばに上昇へ転じると、ランチタイムで2万9000円を回復。後場はこう着感の強い展開になったが、2万8900円~2万8980円辺りでの底堅い値動きだった。 米ハイテク株の弱い値動きを受けて売りが先行したものの、日経225先物は25日移動平均線水準からのリバウンドを見せた。ただし、ダイキン <6367> 、東京エレクトロン <8035> 、ソフトバンクグループ <9984> など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が重荷となっている。一方、トヨタ自動車 <7203> が連日で史上最高値を更新するなど、TOPIX型への資金シフトが目立った。 これにより、NT倍率は先物中心限月で14.90倍に低下。14.80倍~15.00倍辺りでのレンジ推移が続いているため、レンジ上限到達後のリバランスの動きに。ただし、テクニカル面から見れば日経225先物は25日線と75日線とのレンジ内で推移しているが、TOPIX先物は25日線を支持線に75日線を突破しており、目先的にはTOPIX型に向かいやすいチャート形状である。 手口面では、日経225先物はABNアムロが2580枚、UBSが1710枚程度の売り越しに対して、HSBCが1000枚、クレディスイスが980枚、JPモルガンが770枚、ゴールドマンが570枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はシティが1780枚、BNPパリバが1730枚程度の売り越しに対して、クレディスイスが1820枚、JPモルガンが1170枚程度の買い越しだった。クレディスイスについては、CTA経由と見られるショートカバーの動きといったところであろう。 株探ニュース
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