東京株式(寄り付き)=売り先行、ECB理事会や米経済指標発表前で様子見

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 10日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比61円安の2万8799円と続落。

 前日の欧米株市場は高安まちまちだったものの買い手控えムードが強く、米国株市場では主要株指数が揃ってマイナス圏で着地した。ただ、ナスダック総合指数は引け際にマイナスに転じたものの取引時間中は上値指向が強かった。米長期金利が1.4%台後半まで低下しており、東京市場でもハイテク株の下値を支える材料となりそうだ。あすにオプションSQ算出を控え、ECB理事会や米消費者物価指数の発表も前にして日経平均は狭いゾーンでのもみ合いが予想されるが、個別株物色の動きは活発だ。国内の新型コロナワクチンの普及を背景に、コロナ収束後を意識した個人消費関連株の一角などに物色の矛先が向く可能性がある。

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