アジア株 総じて下落、上海株は続落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数   28436.84(-201.69 -0.70%)
中国上海総合指数  3518.33(-38.23 -1.07%)
台湾加権指数     17307.86(-63.43 -0.37%)
韓国総合株価指数  3278.68(+20.05 +0.62%)
豪ASX200指数    7386.17(+6.70 +0.09%)
インドSENSEX30種  52635.93(-137.12 -0.26%)

 16日のアジア株は総じて下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前にポジション調整の動きが広がった。原油高を受けて石油株やエネルギー関連株は上昇したものの、ナスダックの下げを受けてハイテク関連株が軟調な動きとなった。上海株は続落。中国と米国や西側諸国との関係悪化への警戒感などが重石となったもよう。台湾株は反落。エネルギー関連株は堅調ながら、前日に上昇したハイテク株や海運株が売られた。
    
 上海総合指数は続落。酒造会社の貴州茅臺酒、自動車メーカーの長城汽車、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、海運コンテナ・サービス中遠海運控股(コスコ・シッピング・ホールディングス)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は続落。オンライン生活関連サービス企業のメイトゥアン、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、通信関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、医薬品メーカーの石薬集団が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続伸。石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油・ガス会社のサントス、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行が買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループが買われた。

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