【海外市場の注目ポイント】英中銀MPCなど

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 日本時間午後8時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や声明、議事録が発表される。市場では政策金利は現行の0.10%に据え置かれ、資産買い入れ枠も国債と社債の合計で現行の8950億ポンドに維持されることが確実視されおり、声明が焦点になっている。前週に発表された5月の英消費者物価指数は、総合、コアとも、前年比の伸びが前月から予想以上に加速していた。声明でインフレの上振れリスクへの警戒姿勢を強めていることが示されれば、ポンドが買われる可能性がある。
  
 また、日本時間午後5時には6月の独ifo景況感指数も発表される。大方の予想は100.7となっており、前月の99.2を上回り、2カ月続けて上昇すると見込まれている。
 
 さらに、日本時間午後9時半には5月の米耐久財受注速報値、1-3月期の米国内総生産(GDP)確報値、米新規失業保険申請件数も発表される。5月の米耐久財受注速報値は、総合の大方の予想が前月比2.8%増、輸送用機器を除いた大方の予想が同0.7%増となっており、前月比では総合が2カ月ぶりに増加、輸送用機器を除くと3カ月続けて増加するとみられている。1-3月期の米GDP確報値は、大方の予想が前期比年率換算6.4%増となっており、改定値の同6.4%増から変わらないと見込まれ、米新規失業保険申請件数は、大方の予想が38万件となっており、前週発表の41万2000件から減少するとみられている。
  
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