ドル円は戻り売り優勢 このあと6月のISM非製造業景気指数=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 米独立記念日の連休明けで本格的に第3四半期相場に入る中で、ドル円は戻り売りが優勢となっている。ドル安というよりも円高の動きがドル円を圧迫している模様。

 このあと日本時間23時に6月のISM非製造業景気指数が発表される。前回5月分のデータは64.0と1997年の統計開始以降で最高となった。今回は63.5と若干の低下が見込まれているものの、過去最高水準が見込まれている。

 経済活動再開で消費者の繰延需要が製造業からサービス業にシフトしている傾向が見られている。先週末に発表された6月の米雇用統計でもホスピタリティを中心にサービス業の雇用改善が顕著に見られていた。その力強いサービス業回復が今回の数字でも示されるとみられている。

 ただ、FRBの早期資産購入ペース縮小観測が後退している中で、どの程度反応するかは未知数。

ISM非製造業景気指数(6月)23:00 
予想 63.5 前回 64.0

USD/JPY 110.75 EUR/USD 1.1830 GBP/USD 1.3834

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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