NY時間に入ってユーロドルの売りが加速し、1.18ドルを割り込んでいる。ストップを巻き込んで1.1780ドル付近まで下げ幅を広げる場面も見られた。米国債利回りが急低下しており、米10年債は2月19日以来の1.3%を一時割り込んでいるほか、米株や原油相場も下げに転じている。そのような中で前日同様にリスク回避の雰囲気が市場に広がっておりユーロを圧迫している模様。早期に1.18ドル台に戻せず、完全にブレイクするようであれば、3月末につけた年初来安値1.17ドルが視野に入りそうな気配ではある。 ECBは9月にも合意が期待されている戦略見直しで、インフレが目標を上回ったとしても、金融緩和策の継続を許容する政策目標の変更を打ち出す可能性が高いとの指摘も出ている。インフレのオーバーシュートが発生した場合でも、拡大策の維持を選択できる可能性を残す変更になるという。 これはFRBの平均インフレ目標と同様のアプローチとなり、従ってECBが提供している強力な金融緩和策がすぐに終了する可能性は低い。結果として、高水準の過剰流動性は当面の間もその役割を果たし、ユーロには下押し圧力として働く可能性が高いと指摘している。 EUR/USD 1.1788 EUR/JPY 130.56 EUR/GBP 0.8558 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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