議事録への反応は限定的＝ＮＹ為替

　日本時間３時に公表されたＦＯＭＣ議事録を受けて為替市場の反応は限定的となっている。議事録では、予想以上に早く資産購入ペース縮小へ向けた進展が見られているものの、なお、基準には達していないと判断していることが明らかとなった。次の会合で資産購入ペース縮小をいつどのように削減するかについて、さらに議論を活発化させる方針も示している。

　ＦＲＢが出口戦略に関してタカ派にシフトしていることは示されているものの、市場はすでに周知しており、さらにタカ派色が強かったとの印象までは高まっていない模様。

　ドル円は１１０．６０円付近、ユーロドルは１．１８１０ドル付近で推移している。

USD/JPY　110.59　EUR/USD　1.1809　GBP/USD　1.3806

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

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