東京株式(寄り付き)=買い先行、オプションSQ前日で不安定要素も

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 12日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比106円高の2万8177円と続伸。

 前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウとS&P500指数が連日で過去最高値を更新するなどリスクオンの流れが続いている。東京市場でもこれに追随する形で買いが先行する展開となっている。米国では注目された7月の米消費者物価指数(CPI)が事前予測を下回ったことで過度なインフレ懸念が後退し、景気敏感株中心に買いを集めた。ただ、ナスダック総合指数は小幅ながら続落したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日続落と変調で、これが東京市場にも影響を与える可能性がある。前日まで日経平均は4日続伸しフシ目の2万8000円大台を回復していることで、目先達成感からの利益確定売りも想定されるほか、あすにオプションSQ算出を控え、買い一巡後は先物主導で不安定な動きとなることも考えられる。

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