円売り優勢、量的緩和の終了後も刺激的な舵取りを期待=東京為替前場概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 東京外為市場は円売りが優勢。ドル円は114.25円付近まで強含んだ。

 昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)は資産購入ペースの縮小が発表されるなど想定内だったが、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ開始に慎重であるとの認識が広がったことがリスク選好の円売りを促している。FRBのバランスシート拡大は来年で止まるものの、緩和的な金融政策が続くと期待されている。

 ユーロ円は132.56円付近、豪ドル円は85.21円付近、NZドル円は81.89円付近まで上昇。英中銀の政策金利発表を控えて、ポンド円も156.25円付近まで水準を切り上げた。思惑先行の値動きはみられない。

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