ドル円は一時112.65円付近まで下落 米国で初のオミクロン感染確認=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間の終盤に入ってドル円は一時112.65円付近まで値を落としている。前日はパウエルFRB議長の議会証言はタカ派色を強めた印象で、112円台まで調整していたドル円も113円台に急速に買い戻されていた。しかし、きょうの値動きを見た限りでは、買い戻しの動きは維持できておらず、オミクロンをきっかけとした調整の流れは続いている印象だ。

 一旦113円台まで買い戻される場面も見られたが、米疾病対策予防センター(CDC)が米国で初のオミクロン感染を確認したと伝わったことで米株が上げを失っており、ドル円も上値を重くなっているようだ。

 CDCは声明で、感染が確認されたのはカルフォルニア州に住む市民で11月22日に旅行先の南アフリカから帰国したという。オミクロンについては、欧州や日本でもすでに感染が確認されており、珍しいケースではないが、市場は敏感に反応しているようだ。

USD/JPY 112.82 EUR/USD 1.1319 GBP/USD 1.3282

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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