ドル円は115円台に再び値を落とす このあと12月のISM非製造業景気指数=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのドル円は戻り売りが優勢となっており、115円台に再び値を落としている。このあと日本時間0時に12月のISM非製造業景気指数が発表される。予想は67.0と前回から低下が見込まれている。前回11月分は予想外に上昇し、統計開始以来の過去最高を更新した。好調な労働市場や貯蓄に支えられ、米個人消費が堅調なことから、サービス業のセンチメントは高水準を維持している。新規受注は統計開始以来の最高水準となっていた。

 今回は反動が予想されているものの、高水準は維持されると見られている。オミクロン株の感染拡大や、高インフレの状態ではあるものの直近発表の消費者信頼感指数も高い水準を維持しており、サービス業のセンチメントも維持されると見られているようだ。

 前日のFOMC議事録を受けて、市場ではFRBの3月利上げ期待が高まっている。強い数字であればドル高の反応も期待される。

ISM非製造業景気指数(12月)0:00 
予想 67.0 前回 69.1

USD/JPY 115.81 EUR/USD 1.1309 GBP/USD 1.3532

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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