アジア株 高安まちまち、先週末は米株が下落、週明けは底堅い面も

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
アジア株 高安まちまち、先週末は米株が下落、週明けは底堅い面も
東京時間17:46現在
香港ハンセン指数   23746.54(+253.16 +1.08%)
中国上海総合指数  3593.52(+13.98 +0.39%)
台湾加権指数     18239.38(+69.62 +0.38%)
韓国総合株価指数  2926.72(-28.17 -0.95%)
豪ASX200指数    7447.07(-6.28 -0.08%)
インドSENSEX30種  60307.95(+563.30 +0.94%)

 週明けのアジア株は高安まちまちとなっている。先週末NY株式市場は売りに押された。米雇用統計で雇用者数の増加ペースが予想を大幅に下回ったが、失業率は低下しており、金融市場での米早期利上げ観測が根強かったことが背景。週明けのアジア市場では韓国株が安いほか、豪州株は売買が交錯して売りがやや優勢。その一方で、香港株や上海株などは堅調な動きとなっている。

 香港ハンセン指数は続伸。ヘルスケア関連の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー)、不動産開発サービスのCountry Garden Services Holdings Company Limited、医療品製造の石薬集団や中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)などの上昇が目立っている。

 上海総合指数は小幅反発。ソフトウェア開発のBeijing Baolande Software CorpやBeijing Kingsoft Office Software, Inc.、バイオ技術関連のBeijing Hotgen Biotech Co., Ltd、空調システムの哈空調 (Harbin Air Conditioning Co., Ltd.) などが上昇率上位。

 豪ASX200指数は小幅反落。資源大手のBHPグループ、リオ・ティント、鉄鋼のサウス32、石油探索会社ウッドサイド・ペトロリアムなどが上昇。一方で、小売・鉱山・保険・工業製品製造など多角経営のウェスファーマーズ、製薬メーカーのシー・エス・エル、マッコーリー・グループなど金融株の一角が安い。

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