NY株式15日(NY時間09:48) ダウ平均 33115.90(+170.66 +0.52%) ナスダック 12619.01(+37.79 +0.30%) CME日経平均先物 25145(大証終比:+15 +0.06%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸して始まっている。市場の注目は引き続きウクライナ情勢に傾斜。停戦協議の進展期待も出つつある中、きょうはロシアが「ウクライナとの協議が続いていることはポジティブ」と述べていた。原油相場が下落しており、株式市場の下値はサポートされているものの、前日にIT・ハイテク株の下げ主導し、序盤の上げを失速させたこともあり、慎重な雰囲気に変化はない。きょうは上げを維持できるか注目。 きょうからFOMCが始まり、明日の午後に結果が発表される。利上げサイクルの開始が確実視される中、すでにインフレが進行していた中でのロシアのウクライナ侵攻でコモディティ価格が高騰し、高インフレの長期化が懸念されている。そのような中で、FRBがどの程度積極的に金融引き締めを継続するのか、市場はその手掛かりを求めている。 NY市場に上場している中国株はきょうも売りが続いている。中国で感染が拡大しているほか、一部からは、中国とロシアの関係が中国への制裁をもたらし、規制圧力に拍車をかけるのではないかという懸念も重石になっているとの声も聞かれる。 航空株が上昇しているほか、銀行、産業株も上昇。IT・ハイテク株も買い戻されている。一方、エネルギー株は利益確定売り。 アリババ<BABA> 73.48(-4.28 -5.50%) テンセント<TCEHY> 38.93(-1.83 -4.49%) バイドゥ(百度)<BIDU> 104.42(-4.56 -4.18%) JDドットコム<JD> 42.52(-0.42 -0.98%) アップル<AAPL> 150.62(0.00 0.00%) マイクロソフト<MSFT> 279.00(+2.56 +0.93%) アマゾン<AMZN> 2841.31(+4.25 +0.15%) アルファベットC<GOOG> 2536.75(+1.93 +0.08%) テスラ<TSLA> 757.65(-8.72 -1.14%) メタ・プラットフォームズ<FB> 188.15(+1.52 +0.81%) AMD<AMD> 102.05(-0.20 -0.20%) エヌビディア<NVDA> 213.45(+0.15 +0.07%) ツイッター<TWTR> 33.19(+0.16 +0.48%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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