NY株式16日(NY時間09:51) ダウ平均 31970.04(-226.62 -0.71%) ナスダック 11679.01(-125.99 -1.11%) CME日経平均先物 26560(大証終比:+80 +0.30%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落して始まっている。この日発表された中国の4月の小売売上高と鉱工業生産が予想を下回る弱い内容となったことが嫌気されている。ロックダウンの影響が出た格好だが、FRBをはじめとした各国中銀の利上げの影響のほかに、中国経済は世界経済に対する追加懸念ともなっている。 米経済も減速懸念が根強く、米大手金融からは今年のGDP見通しを下方修正する動きが出ている。金融環境の悪化を理由に、従来の2.6%から2.4%に引き下げた。 ただ、4月以降、6週連続での下落から市場の中には底打ちを期待する声も出始めているようだ。「底打ちかどうかはともかく、良い買い場がある」といった声や、「底打ちとは言わないが、分割で少しづつ購入して行くドルコスト法の機会がある」とのコメントも聞かれた。「現金の束に座っていると、インフレのために損失を固定化することになる。株式や他の資産クラスに投資することのほうがより被害が少ない」という。 なお、経済指標では、先週はインフレと消費者心理の指標が警戒されていたが、今週は明日発表される米小売売上高が注目される。一方、1-3月期決算も峠を越え、今週はウォルマート<WMT>やホームデポ<HD>、ターゲット<TGT>といった小売業者の2-4月期決算に焦点が移る。 アップル<AAPL> 145.17(-1.94 -1.32%) マイクロソフト<MSFT> 256.45(-4.67 -1.79%) アマゾン<AMZN> 2239.30(-21.80 -0.96%) アルファベットC<GOOG> 2301.57(-28.74 -1.23%) テスラ<TSLA> 754.13(-15.46 -2.01%) メタ・プラットフォームズ<FB> 199.36(+0.74 +0.37%) AMD<AMD> 94.87(-0.25 -0.26%) エヌビディア<NVDA> 174.71(-2.35 -1.33%) ツイッター<TWTR> 38.24(-2.48 -6.09%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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