再送:反落、米WSJの報道で時間外の上げを解消=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=114.67(-0.40 -0.35%)

 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.40~0.32ドル安。その他の限月は0.81~0.33ドル安。
 
 石油輸出国機構(OPEC)プラスが現行の生産協定からロシアを一時的に除外する可能性があると伝わったことが相場を圧迫した。米WSJがOPEC代表筋の発言として伝えた。ウクライナ危機後もOPECプラス全体の増産ペースが従来とほぼ変わらないことは、ロシアがOPECプラスの舵取り役として影響力を行使しているためであり、ロシアが一時除外されるとサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)が増産しやすくなるとみられている。

 時間外取引で7月限は上昇。通常取引序盤には119.98ドルまで一段高となった。ただ、その後は急落しマイナス転換すると、114.15ドルまで下げた。


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